2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.7の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.7の複線図を覚えよう
no7の技能試験問題のポイントは完全に4路スイッチの個所です。このno7は複線図にするのも簡単ですし実際に課題を作るもの簡単です。第二種電気工事士の技能試験で出題されればラッキー問題でしょう。
では、まず4路スイッチの復習です。
4路スイッチを単線図を複線図から複線図にする方法
考え方は3路スイッチと同じです。3路スイッチは単線図を複線図にするコツを練習問題で学ぼうで解説しています。
3路スイッチすべてを一つのスイッチとして考えます。同様に4路スイッチもすべて一つのスイッチと仮定します。するととてもわかりやすくなります。それでは、下の図で解説します。
4路スイッチは下記の図で表されます。
で右か左のどちらかの「0」に非接地側の黒線をつなげます。例えば左にあればこうなります。
そしたら後は何も考えずに内側のスイッチをつなげます。左側にアウトレットボックスがあればアウトレットボックスで結線が必要になります。
右側にもあればもちろんそこで、結線が必要です。たったこれだけです。
残っている右側の「0」は負荷につなげば完成します。負荷とはこの4路スイッチでon/offになる電球とかです。
さあこれをふまえて、実際の問題no7を複線図にしてみましょう。
展開するとこうなります。
いつものパターンでまずは接地側の白からつなげます。この場合ジョイントボックス、アウトレットボックス経由で2つのランプレセクタプルにつなげます。(左のジョイントボックスで結線されていませんが必要です。)
次に非接地側の黒線。このno7ではつなげる部分は4路スイッチの片方だけです。
ここで先ほどやったように何も考えずに4路スイッチの内側(0以外)をつなげます。
残っている右側のスイッチ「0」とそれに対応するランプレセクタプルにそれぞれつないで結線すれば完成します。
あっという間に出来上がりました。これはわかりやすくて簡単ですね。
4路スイッチは普段の生活ではどんなところに使われているかですが、3階建ての階段に使われています。1階、2階、3階の各階でスイッチをon/offする時に用いられています。どの階でも付けたり消したり出きるわけですね。他には非現実的ですが、めちゃめちゃ広い会議室で出口が3つあるところに4路スイッチの配線がされているとかですね。そんなところは無いと思いますが…(^^;)
普段の生活で使われている場所が想像できればより理解が深まっていくので、意識してみるのも良いかもしれませんね。さあやっと13問の半分まできました。もう半分頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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