2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.1の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.1の複線図を覚えよう
No.1の単線図を複線図にしてみましょう。13問の中では難しくないですよ。
まずは展開していきます。
次に、接地側の電線を電灯につなげていきます。No.1の中で、電灯は「引っ掛けシーリング」「ランプレセクタプル」「蛍光灯」ですからその3つにつなげます。これらの電線はすべて白色になります。そして、ジョイントボックスが2個あるので、各ジョイントボックスで結線する必要がありますよ。これは単線図から複線図にする問題でやりましたよね。
次に非接地側をつなげていきます。非接地側につなげるのは「スイッチ」と「コンセント」。No.1にはコンセントは無いので、スイッチだけにつなげます。スイッチ部分のわたりは、電源から直接つなげていると仮定するので黒にする必要があります。
これで、接地側・非接地側の配線は完了です。残りは「電灯の片方」と「スイッチの片方」です。それぞれ対応するスイッチと電灯をつなげていきます。つまり、スイッチのイは引っ掛けシーリングのイへ、スイッチのロはランプレセクタプルのロへ、スイッチのハは蛍光灯のハへつなげます(蛍光灯は省略)。最後にジョイントボックスを通るところに結線のマーク(●)を入れて完成。
以上がno.1の解説になります。no.1が実際の技能試験に出題されたらラッキーですね。単線図を複線図にするのも簡単ですし、課題の作成も簡単です。あとは重大欠陥にさえ気を付ければまったく問題ないでしょう。
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