平成30年度から電工試験が上期・下期の両方受けられるようになる
公開日:
:
最終更新日:2018/03/03
平成30年度
電気工事士を取得しようとしている方。朗報ですよ!今まで第二種電気工事士は同じ年度に2度試験を受験することができませんでした。例えば、上期試験で筆記試験が不合格となった場合、次に再度受験するには1年後の上期試験でした。上期と下期を両方受験するのはNGだったのです。
しかしそれが平成30年度から無くなり、上期と下期両方受けられるようになります。上期で筆記試験に落っこちても下期で再度筆記試験を受けられます。これで1年待たずに再試験が可能となります。
29年度まで筆記試験の合格発表前に下期の申し込み期限が来てしまっていたのですが、これに対応してくれています。筆記試験の結果発表後に下期の申し込み期間を設けてくれるので、上期試験の試験結果が出てからでも下期の試験に申し込むことができます。
下期の技能試験も全国に拡大
下期の試験の場合、受験者数が少ないからなのか試験会場が限られていました。下期も平成30年度から上期同様に全国で受験できるようになるようです。これで試験を受けるのに遠くまで行かないでよさそうですね!
筆記試験に受かって技能試験に落ちた場合
ご存知だと思いますが、筆記試験には合格して技能試験で落ちた場合、次に受験するとき筆記試験を1回免除できます。平成30年度からは上期試験の筆記に合格して技能で落ちた場合、30年度の下期試験のみ筆記試験を免除することができます。
下期試験の筆記に合格して技能で落ちた場合は翌年度(31年度)の上期試験のみ筆記試験を免除することができます。要するに次回の試験の筆記試験だけ免除することができます。1年後だともう一度筆記試験から受験するハメになりますので注意しましょう。
詳細は電気技術者試験センターのホームページを参照してください
⇒詳細を見る(PDFが開きます)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。
下の記事も読むと1記事毎にあなたの合格率が2%上昇します
-
(2018年)平成30年度第二種電気工事士下期筆記試験解答速報
(2018年)平成30年度第二種電気工事士下期筆記試験解答速報 問1 問
Comment
29年度の下期の筆記は合格して、技能が不合格だった場合は30年度の上期に技能試験のみを再受験する事は可能なのでしょうか。
お手数なのですが、ご回答頂けたらと思います。
回答遅くなり申し訳ありません。
上記のPDFを開いていただくとわかる通り、
1.第二種電気工事士試験の受験機会の拡大の②の下の(注)に
平成29年度の筆記試験合格者は、移行期の特例として、筆記試験免除の権利を、平成30年度の
上期試験又は下期試験のいずれかに行使することができます。
と記載があります。
ということで、30年度の上期に技能試験のみを再受験する事は可能ですね。特例で下期にしても良いみたいですよ。
30年度からの筆記試験合格で技能不合格の場合、筆記免除可能は半年後の試験のみなので気を付けてください。