第二種電気工事士って独学で受かるの？

この質問「第二種電気工事士って独学で合格できますか？」は、よく見かけます。
その答えは「間違いなく独学でも合格できます！」です。
現にわたしも独学で一発合格しましたし。

ただ、電気工事士は他の国家資格と少し違っています。
それは、筆記試験と技能試験の両方受かる必要があるということです。
この点に注意してください。

では、筆記試験対策、技能試験対策それぞれ見ていきましょう。

筆記試験対策って何をすれば良いの？

筆記試験は、1問2点の問題が50問出題されます。(100点満点)そのうちの6割つまり60点以上で合格になります。（60点以下でも合格する場合があります）30問正解すれば合格するわけですね。で、どんな問題が出るかと言うとほぼ過去問が出ます。過去問を解いていれば間違いなく合格できます。
もちろん1～2回分解いただけではダメですよ！

わたしは過去10年分の問題を1回やりました。
平成21年から試験が年に2回になりましたので、16回分やったことになります。
始めのころは40点台、52点とか56点とかで不合格の点だったのですが、過去問題を解いているうちにだんだんと問題慣れしていき試験前には80点以上取れるようになっていました。

問題に慣れるというのは合格するのに重要になりますので、これから、受験する方は是非問題慣れしてください。段々と「この問題、前にも解いた事あるな・・・」となりますから。試験日に近い段階で、70点台半ば以上がコンスタントに取れていれば本番の試験でも大丈夫です！
（あっ…でもヤマ勘で解いて合ってたのを入れて、70点前後だとちょっと危ないですから気をつけてくださいw）
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技能試験対策って何をすれば良いの？

「電気工事関係の仕事をしている」、「工業系の学校に通っている・卒業した」以外の方は、この技能試験がネックになります。私もこの技能試験対策はどうしようと非常に悩みました。で、どうしたかというと工具と材料と技能試験対策本を買って、ひたすら作りまくりました。それしか方法が無いのでw

どこかの対策講座を受講しようとしたのですが、値段が高いんですよ･･･。
「今すぐに第二種電気工事士の資格が必要なんだ！！！」「技能試験で1回落ちてて次は落ちれない！！」「何回も落ちてる・・・」って方でしたら、受講したほうが良いと思います。
⇒2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験講習会一覧まとめ

では、話を戻します。
技能試験の対策は何をすれば良いかですが、本番の問題は発表されていますので以下のことを守れば必ず合格できます。

・時間制限内に完成させる
・一発退場レッドカードをもらわない（重大欠陥をしない）
・イエローカードを3枚もらわない（軽欠陥3つ以上）

はい！これだけです。
では、上記をするにはどうすれば良いかですが、

まずは試験問題の単線図を複線図にする書き方を覚えます。技能試験日は筆記試験日の約2ヶ月後ですから時間はそれなりあります。

単線図から複線図にできるようになったら工具を使って、実際に手を動かし各部材とケーブルのつなぎ方を練習いていきます。いきなり技能問題をやろうとしてもできませんので、1個1個確実にできるようになりましょう。

後は数をこなすしかありませんので、確実にできるようになるまで練習しましょう。
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