2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.13の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.13の複線図を覚えよう
いよいよ13課題の最後、no13です。no13はメタルラス壁と自動点滅器(A)があります。自動点滅器は端子台で代用されるはずです。メタルラス壁についてはno6で説明してますので参考にしてください。
端子台の2が何で白線になるかですが、施工条件に「端子台の記号2に白線を用いる」とあった場合に2が白線になります。ですので、施工条件をしっかり読んでください。※あくまでもこれは例ですので実際の試験問題の施工問題をしっかり読んでください!
それでは展開していきましょう。
自動点滅器は3極の端子台に代用しています。
次に接地側(白)からつなげていきます。端子台に記号2に白線を用いるという施工条件ですので、2につなげます。端子台2から屋外灯にもつなげます。
次に非接地側です。耳にタコができるほど言ってますが、コンセントとスイッチ、端子台1につなげます。
最後にスイッチの一方とそれに対応する負荷につなげて完成です。
お疲れ様でした。これで13課題すべて単線図から複線図にしました。複線図が難しいと思っている方も単線図から複線図に変更することができるようになったのではないでしょうか?
技能試験は単線図を複線図にすることができてからがスタート
第二種電気工事士は単線図を複線図にするだけでは合格できません。複線図にすることができて、やっと技能試験のスタートです。
どの課題でも良いですから1度課題を作ってみてください。初めて作成する方は絶対に40分で作ることはできませんから危機感が芽生えるはずです。
技能試験に合格するには課題作成に慣れることが重要です。慣れれば必ず20分程度で作ることができるようになるでしょう。反対に言いますと、試験日近くになってもまだ40分を切れないようでは合格は難しいと考えた方が良いです。
練習で40分切れないのに本番の試験で40分切れるはずがありませんよね?練習では最終的に30分以内で作れるようになっておいてください。そうすれば合格する可能性は大幅に上がります。
何度かやっていれば徐々に完成するスピードが上がっていきますよ。ケーブルの向くスピードや結線のスピードも上がっていきますので違う課題をやっていても他の課題に通ずるものがあります。
複線図が書けるようになれば、後は課題作成に力を入れましょう。課題作成は時間のある時にしかできません。時間の取れるときにやりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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