2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.11の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.11の複線図を覚えよう
おそらく13問の中で複線図にするのは一番簡単ではないでしょうか?複線図にするのは簡単ですけど、製作時にはアウトレットボックスとネジなし管の接続が肝になります。
ところで、第二種電気工事士技能試験は、複線図と課題製作のバランスが取れているのをご存知ですか?どういうことかと言いますと、複線図が難しい場合はわりと課題製作が簡単で、反対に複線図が簡単だと課題製作が多少難しくなる傾向があります。ある程度バランスを考えて問題も作られているわけですね。
そりゃあ複線図も難しくて作業も難しかったらその回に当たった人はたまらないですからね。第二種電気工事士の試験は、別に落とす試験では無くて、基本的な知識を理解できてるか、基本的な作業を理解しているかを確認する試験です。
さてさてということで、もう一度基本を確認していきましょう。
それでは、接地側から。
接地側は負荷とコンセントにつなげます。アウトレットボックス内で1か所結線の場所を書いたら、その個所から負荷とコンセントに線をつなげます。
次に非接地側。非接地側も接地側同様アウトレットボックス内で1か所結線の場所を書いたら、その結線の場所からコンセントとスイッチに線を引いていきます。スイッチとコンセントの個所は、電源からスイッチ、もしくはコンセントにつないだら、もう一方に黒のわたりでつなげます。
最後は、各スイッチに対応する負荷同士をつないで結線すれば、no11の課題は完成します。
ご覧のとおり、複線図は簡単ですよね?このno11はアウトレットボックスとネジなし管を間違いなく接続できているかが問われている問題です。何度か練習して確実にできるようにしておきましょう。
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