2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.9の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.9の複線図を覚えよう
No9の課題は特に難しいところや悩むところはありません。出題されれば完全にラッキー問題でしょう。EET(接地極付接地端子付コンセント)と2口コンセント間はジョイントボックスがありませんので、結線する必要はありません。
ですが、単線図ではつながっていますので電源の白線(接地側)と黒線(非接地側)の両線とも2口コンセントまでつなげる必要があります。
では展開してみましょう。
接地側の白線は負荷とコンセントにつなげるので、下のようになります。上で説明した通り2口コンセントまでつなげる必要があります。
次に非接地側。スイッチとコンセントにつなげます。この黒線も2口コンセントまでつなげる必要があります。ジョイントボックスで結線を忘れずに。
残りのスイッチ片方をそれに対応する負荷にケーブルをつなげば完成します。EETの接地は省略されていますが緑色のアース線をEETにつながる必要があります。
ご覧のとおりno9の問題はどこにも難しい箇所や間違えやすいところはありません。実際に課題を作成するのも簡単でしょう。この程度の課題なら20分かからずに出来上がるはずです。
練習で絶対に20分以内で作る必要はありませんが、簡単な課題はなるべく少ない時間で作り、他の難しく間違えやすい問題の練習に重きを置く方が確実に合格に近づきます。
第二種電気工事士試験の技能試験日は筆記試験日の約2ヶ月後です。時間があるように思えますが、意外とあっという間技能試験日はやってきます。1日でも早く課題を覚え試験日には自信を持って臨めるように取り組んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を気に入っていただけたらシェアしてくれると嬉しいです。
下の記事も読むと1記事毎にあなたの合格率が2%上昇します
-
単線図を複線図にする書き方を練習してみよう
単線図を複線図にするところでつまづく方は多いですよね。 筆記試験では必ず電線本数を問う問題
-
2017年(平成29年度)電気工事士No.5の複線図を徹底解説
ではNo.5をみてみましょう。 No.5もNo.4同様に分解して考えましょう。 これ
-
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.5の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.5の複線図を覚えよう No
-
第二種電気工事士の技能試験対策で格安な講習会は無いの?
通信関係・電気関係の仕事にまったく携わったことが無い人が、技能試験に合格できるのかは不安になります。
-
2017年(平成29年度)電気工事士No.6の複線図を解説します
NO.6は複線図にすることも実際に作業するのも簡単です。この課題が出題されればめっちゃラッキーですよ
-
(2019年)平成31年度第二種電気工事士上期筆記試験解答速報
(2019年)平成31年度第二種電気工事士上期筆記試験解答速報 下期の解答速報はコチラ
-
単線図を複線図にするコツを練習問題で学ぼう
単線図を複線図にする書き方でポイントを3つお話ししました。 もう一度復習すると、
-
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.1の複線図
2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.1の複線図を覚えよう
-
2017年(平成29年度)第二種No.2の複線図を徹底解説
No.2の問題です。パイロットランプがありますね。特記で常時点灯とあるので常時点灯するように配線しま
-
2017年(平成29年度)電気工事士No.4の複線図を解説
次はNo.4です。 No.4はややこしく見えますよね。でも、これめっちゃ簡単ですよ! まずは