2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.4の複線図

2016年(平成28年度)第二種電気工事士技能試験No.4の複線図を覚えよう

No.4では普段は目にしない「M」の電動機が登場します。
「B」は配線用遮断器で「BE」は過負荷保護付漏電遮断器です。これらの器具はNo.3のタイムスイッチと同様端子台で代用されるはずです。

それでは単線図を複線図に変更してみましょう。
端子台のN（接地側）を引っ掛けシーリングとコンセントにつなげます。

次に端子台のL（非接地側）をスイッチ、スイッチからコンセントにわたりをつなげます。

残りのスイッチの一方と引っ掛けシーリングの一方をつなげます。
端子台の「T」「S」「R」はこういうものだと割り切って覚えた方が楽です。ランプレセクタプルは電源表示灯となっているので、電動機がONの時はランプレセクタプルも光り、OFFの時は消灯するということです。

ですので、ランプレセクタプルにつなぐ線は「白」と「黒」になりますよ。
これで完成になります。

このNo.4も一見複雑そうに見えますが、分解して考えると簡単です。No.4は数回複線図を書いただけで覚えられるのではないでしょうか？ケーブルの色とリングスリーブの圧着マークさえ確実に覚えてしまえば楽勝な問題です。

簡単な問題はなるべく少ない回数で覚えて、難しい問題を多く解いておきたいですね。
それでは残り9問頑張って覚えていきましょう。