第二種電気工事士に落ちてしまう残念な理由3つ(技能編)
- 時間制限内に完成させる
- 一発退場レッドカードをもらわない(重大欠陥をしない)
- イエローカードを3枚もらわない(軽欠陥3つ以上)
時間制限内に完成させる
技能試験に落ちる理由のほとんどが、この時間制限内に完成させられないことです。つまり、技能試験に慣れていないわけです。技能試験の試験時間は40分ですが、この40分は長いのか短いのか?
十分長いです。
初めて技能の試験練習で課題を作るときはおそらく40分では完成させられないでしょう。まだ作業に慣れていないから。でも練習を重ねていくうちにどんどん早くなっていくので安心してください。ちなみに私は試験では20分で作業が終わりました。残り20分あれば見直しもできますし、万が一どこかに重大欠陥があってもゆっくりと焦らず直すことができます。
電気工事士の技能試験も、筆記試験同様慣れが絶対に必要です。練習で制限時間オーバーしている状態で試験に臨んでも制限時間オーバーで落ちてしまいます。最初は作るのが遅くて当たり前なので、確実に30分位で終わらせられるよう繰り返し練習しましょう。スマホ等を使ってタイマーで計りながら練習しましょう。ちなみに試験会場は時計が無い場合が多いですよ。
一発退場レッドカードをもらわない(重大欠陥をしない)
重大欠陥をしていたら完成していても不合格。いままでせっかく貴重な時間を費やしてきたのがすべて無駄になります。部材の破損による重大欠陥は力み過ぎなだけなので、作業時は力まず作業してください。
配線を間違えてる
これによる不合格も多いです。試験に出る課題は13問発表されています。その解説本・対策本も多く売っているのに配線を間違えて完成させてしまうのはもったいない。人によっては複線図を書かずに作業できる人もいますが、複線図を書いても十分時間はあります。
配線を間違えてしまう理由は緊張もありますが、複線図がうろ覚えの可能性があります。この問題が出たら瞬時に「複線図はこうだ!」と確実に書けるようにしておく必要があります。「配線間違えを見つける⇒直す⇒時間切れ」というパターンが多いので間違えはなるべくしないようにしましょう。焦ってつまらないミスもしてしまうので。
圧着のリングスリーブマーク間違え
たった5秒くらいの作業で不合格となってしまうのは悔やまれます。
・「1.6mmが2本」の場合のみ『○』
・「2.0mmが1本と1.6mmが3本」「2.0mmが2本と1.6mmが1本」の場合のみ『中』
・それ以外は『小』と覚えましょう。
⇒リングスリーブの圧着マークを簡単確実に覚える方法
イエローカードを3枚もらわない(軽欠陥3つ以上)
ちゃんと対策していれば、3つも軽欠陥をもらうことはないでしょう。この軽欠陥も技能試験の対策本に載っていますので把握しておいて下さい。
ということで、「第二種電気工事士に落ちてしまう残念な理由」を書いてきましたが、結論は「練習あるのみ」ということなのでさあ練習練習w
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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